【5大栄養素】
炭水化物、ミネラル、ビタミンです。これらの栄養素が私達の体を作り、調子を整えています。それぞれの役目は、
- 蛋 白 質 ⇒ 体をつくる(筋肉、血液、臓器等を構成する)
- 脂 質 ⇒ 熱や力になる(エネルギーとして)
- 炭水化物 ⇒ 熱や力になる(エネルギーとして)
- ビタミン ⇒ 体の調子を整え、他の栄養素の働きを助ける
- ミネラル ⇒ 体の機能を維持し、調子を整える
私たちの食卓には、蛋白質、脂質、炭水化物、ビタミンは十二分で、飽食の時代といわれて久しいです。
しかし、現代人はミネラル不足です。【私たちはどの様にミネラルを摂取するか】それは今の農業は化学肥料の多用と、ミネラルを含む有機肥料や堆肥等使用激減に起因すると思われます。
自然界で植物が地中のミネラルを吸収します。その植物や、植物を食べた動物を人が食べることで、間接的にこれらの成分を吸収します。
しかし、最近の野菜など農産物に含まれるミネラル含有量は、50年前の半分から三分の一に激減したといわれています。 ミネラルは人の体内で作り出せません そのため 外部より摂取するしかありません!
【ミネラルの重要性】
ミネラルは体の様々な働きに関わっています。
- 骨格や歯の材料となる
- 新陳代謝に不可欠である
- 様々な生体機能を操作する
ノーベル賞受賞のライナス・ポーリング博士は、「全ての病態、全ての病気、全ての病弊を追及すると、ミネラル欠乏にいきつく」と説いています。
またアール・ミンデル博士は「ビタミンは重要だが、ミネラルなしでは何もできない。…ビタミンはミネラルの助けなしには吸収されることも、その機能を果たすこともできない」と強調されています。
このように、ミネラルの働きによって、酵素もビタミンもうまく機能し、体の代謝の仕組みを作っています。
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