酵素の働き

ミネラルの働きによって、酵素もビタミンもうまく機能し、体の代謝の仕組みを作っています。   

【酵素】  

酵素とは生物体内に起こる化学反応の触媒となる物質(蛋白質)で、生物体内で物質代謝に関与する。

肥えた土地で化学肥料を使わずに育てられた新鮮なものを食べる。ここには酵素が詰まっている。肉食動物が獲物を捕まえたとき必ず内臓から食べる、極寒の地で暮らすイヌイットがアザラシの内臓から食べるのも内臓に酵素が酵素の宝庫であるからです。

酵素は活きた状態でとることが大切です。野菜や果物などを生の状態であればいいが、酵素は熱に弱いので加熱調理や電子レンジの使用によって殆どは解されます。

水は飲む量と時期が重要です。飲む量は1日1.5リットル位で、起床時と昼食・夕食の1時間前に3分の1ずつとるのがいい、こうすれば食事の栄養が体に行き渡りやすくなります。

触媒:自分は少しも化学変化をせず、単に周りの化学変化を活発にさせる、影響を及ぼす物質。

<用語解説>
触媒:自分は少しも化学変化をせず、単に周りの化学変化を活発にさせる、影響を及ぼす物質。

[例]
学校で長距離走があり、何百人という学生が運動場を後にしました。凄い速さで走る先頭集団、続く第2集団、第3集団・・・そして最後の集団です。この最後の集団はまるでやる気がないのか歩いているような速さで走っていて、差は広がるばかりです。この集団に女神が近寄ってきました。そしてこの女神が何かを言ったのか、何かをしたのか、学生たちは目覚めたように全速力で走り始めました!
この例で最後の集団が化学反応で、女神が触媒です。
[例]
仲人

生物の二大要素
1.「遺伝」:遺伝子を親から子へ伝えて子孫を残す
2.「代謝」:生命の維持のために有機体が行うこと、すなわち体を作り、活動の力を得ること。
遺伝の主役は「DNA(デオキシリボ核酸)」で、代謝の主役は「酵素」です。

□酵素の特徴
・加熱薬品作用などで変化しやすい(弱い)
・食物に酵素がないと、自分自身で食べ物を消化する負担が大きくなる。

□酵素を含むもの
・酵素は新鮮な果物・生野菜・魚介類、海草、発酵食品など

□酵素を含まないもの
・煮たり焼いたりしたもの
・加工食品

□酵素を減らすもの
・菓子、ファーストフード、食品添加物、加工食品等
・ストレス、酒、煙草、加齢等

□昔と今
・昔の人は酵素がたくさん含まれる、季節の野菜や果物、漬物や納豆などの発酵食品を沢山食べていた。反対に今の人は含まれていないものを多食している。

(一部抜粋、変更、加筆
[参考資料] 新谷弘実医師、広辞苑、ウイキペディア)

 

自分で作る健康体に戻る