ミネラルとは何ですか?

鉱物=こうぶつ=mineral=ミネラルとは、
一般的には、地質学的作用により形成される、天然に産する一定の化学組成を有した無機質結晶質物質のことを指す。 飲料水や食品などに溶存している無機質は、「鉱物質」と呼ばれることもあるが「鉱物」そのものではない(鉱物は固体物質である)。

  地球科学において微量元素 (minor element) とは、
自然界(一般的には地殻内)に多く存在する元素(主要元素 (major element) ともいう。)に対して、ppm単位以下の微量にしか存在しない元素を指す地球化学の概念的用語であり、厳密な定義があるわけではない。
一般的には、主要元素は、クラーク数でいうところの上位に位置する、酸素、ケイ素、アルミニウム、鉄、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、チタン、マンガン、リン(これに非金属元素である炭素、水素、窒素、塩素、硫黄を含める場合もある)を指し、これら以外の岩石中の成分を微量元素とすることが多い。クラーク数(=Clarke number)とは地球上の地表付近に存在する元素の割合を火成岩の化学分析結果に基いて推定した結果を質量パーセントで表したものである。
 クラーク数とは地球上の地表付近に存在する元素 の割合を火成岩の化学分析結果に基いて推定した結果を質量パーセントで表したものである。一番多いのは酸素で、ケイ素、アルミニウム、鉄の順に続く。

生物学において微量元素 (trace element) とは、
生命活動に不可欠な元素のうち生物の体内に保持されている量が比較的少ない元素のこと。一般に、生体含有量が鉄以下の元素を指す。さらに、微量ながら生命活動に欠かせない元素を「必須微量元素」と呼び、ヒトにおいては鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、モリブデン、セレン、クロムおよびコバルトが知られている。

[参考資料] フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

 

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