生物の体内では、様々な反応が起こり、生命活動が行われています。これらの反応には触媒として酵素が関与していて、酵素がなくては生命活動が滞ってしまいます。酵素と蛋白質の一種で、遺伝子の情報を基にアミノ酸を数珠繋ぎにしてできる紐を丸めたような物です。このような酵素を安定化させ、酵素の活動中心となり重要な働きをするのがミネラルなのです。
箇条書きにしますと；
・体の機能を維持し、調子を整える。
・正常な人間の新陳代謝に復帰し、現代病や治療薬を中止できる。
・触媒作用がある。そのため酵素もビタミンもうまく機能する。
・体液や細胞の酸性とアルカリ性の均衡の調整をする。
・あらゆる生体機能にかかわっている。
・細胞のイオン交換の調整をする。
・タンパクを合成する（細胞がタンパク質を作る工程）。
・酵素を活性化させる、即ち防御機能を正常に戻す。
・腸では消化酵素によって栄養として吸収しやすいように分解される。
・細胞の働きを正常にし、人がもつ免疫力や自然治癒力を高める。
ノーベル賞受賞のライナス・ポーリング博士は、「全ての病態、全ての病気、全ての病弊を追及すると、ミネラル欠乏にいきつく」と説いています。
[例] 例えば、「皮膚とミネラルの働き」について書きますと；
人間の体の細胞は毎日生まれ変わっています。今も私達の体の中で古い細胞は屍骸（しがい）になり、そして新しい細胞が生まれています（例：「垢（あか）」は古い肌の細胞の屍骸です）。この生まれ変わりを新陳代謝と呼んでいます。肌の代謝が衰えると健康な肌にはなりません、それは新しい細胞が出来ず古い細胞が残るからです。肌の代謝にはミネラルが不可欠です。
【用語説明】
触媒：自分は少しも化学変化をこうむらず、単に他の化学変化に影響を及ぼす物質。 例えて言えば、触媒とは；
学校で長距離走があり、何百人という学生が運動場を後にしました。凄い速さで走る先頭集団、続く第２集団、第３集団・・・そして最後の集団です。この最後の集団はまるでやる気がないのか歩いているような速さで走っていて、差は広がるばかりです。この集団に女神が近寄ってきました。そしてこの女神が何かを言ったのか、何かをしたのか、学生たちは目覚めたように全速力で走り始めました！
この例で最後の集団が化学反応で、女神が触媒です。
新陳代謝（しんちんたいしゃ）:古いものが新しいものに次々と入れ替わることを言います。特に、健康法や美容法において「細胞の新陳代謝」などという使われ方をしますが、これはしばしば生化学における代謝の意味ではなく、細胞自体の入れ替わりを意味する表現です。そして、新陳代謝は、生命維持に不可欠なものであります。
生化学（せいかがく、英語：biochemistry）:生命現象を化学的に研究する生物学または化学の一分野です。
([参考資料]ウイキペディア)
ミネラル（微量元素）、ビタミン、酵素などの微小元素成分の役目
私たちの臓器（消化器、循環器、呼吸器、など）には栄養分の酸化物、細胞の屍骸（しがい）が大量に発生する。ミネラルやビタミン等は、そのため白血球が細分化できない代謝物（薬物が体内で受けた代謝によって変換した物質）を細分化する。すなわちリンパ液で大きくて、流れない代謝物の細分化をする役目をする。これは今までの医学が注目していない機能です。
身体の微量元素成分の機能
ミネラルは「放射線物質など質量が大きい物質の微細のものです。ミネラルの働きは、ミネラルが体外からのエネルギーを受けて、ミネラル固有の放射線エネルギーを再放出します。その放射線エネルギーで代謝物を分解する機能です。代謝物を細分化することで、代謝の補助的な役割を果たしています。臓器などの多量な代謝物の分解が主な役割です。
これら微小元素は体外からの波長の短い波動エネルギーに励起(1)される。微小元素内部では過剰になったエネルギーを固有の波動で放出する。その固有の波動は代謝物を励起して分子間結合を細分する。細分化された代謝物はリンパに流れる。これが臓器などにビタミン、ミネラルがあることの理由です。必要な機能成分がなければ代謝出来ず、病気の原因に成る。即ち代謝の補助機能です。
特に細胞が多い臓器などは酸化物、細胞の死骸が、代謝物として多く発生する。そのため、白血球、リンパ球では処理しきれず、これら微小元素がその役目を補助する。
仕組（メカニズム）
これら微小元素の発する電磁波のエネルギーで、大きな分子の代謝物は分解され、代謝できる(2)。今の医学では不明とされている機能です。
(1) 励起＝量子力学で、原子や分子が外からエネルギーを与えられ、もとのエネルギーの低い安定した状態からエネルギーの高い状態へと移ること。
(2) エネルギーの光子理論での解明です。
一部抜粋書換え加筆
[参考資料] 『健康革命』 2012 井上富夫 健康力 ※ ミネラル＝微量元素＝微小元素 これらはほぼ同じものです。
